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令和7年4月29日23時更新
現在、毎月の返済が大変である、という方のための手続きです。
任意整理とは、残っている借金を、従来より負担の少ない分割払いで返済する、という交渉を弁護士に任せる手続きです。単に分割払いだけではなく、将来利息のカットも目指して交渉します。
任意整理をしていない方は、借金の元金と利息を合わせて支払っていますが、将来利息のカットが成功すると、元金だけの返済となり、借金の負担が大きく減ります。また長期の分割払いを組めれば、毎月の負担も少なくなります。
近年は減少傾向ですが、借金の元金が大きく減ったり、ゼロになったり、ゼロになった上で過払金が発生するケースもあります。過払金が発生した場合、過払い金の取り戻しも致します。
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自己破産とは、裁判所の許可を得て、借金の支払いを免除してもらう手続きです。
任意整理や個人再生と異なり、借金の支払い義務がゼロになるので、非常に強力な手続きです。自己破産に対し、ネガティブなイメージが一般的ですが、破産はその方の人生の再出発のための制度です。
個人の方の破産もあれば、法人(会社)の破産もあります。法人の場合は、その法人は解散しますが、個人の方の人生はその先も続きます。破産により、職場に知られることは原則なく、戸籍に載る、選挙権が制限される、パスポートが失効するなども誤解です。
借金の金額が大きすぎて、任意整理が難しい場合は、自己破産も一つの選択肢です。
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個人再生とは、借金の総額を減額して、減額された債務額を、3年ないし5年の分割払いで返済する,という手続きです。
一定の条件を満たせば裁判所の決定が出るので、任意整理と異なり、一部の業者が同意しない場合でも、個人再生ができる場合があります。
また住宅ローン特則の条件を満たせば、住宅ローンをそれまでどおりに支払いながら手続きができるので、所有している自宅を失わずに済みます。これが、自己破産と比べた場合のメリットです。
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過去に、消費者金融(いわゆるサラ金)や、クレジットカード会社のキャッシングを利用されていた方で、既に完済されている方は、過払金を取り戻せる場合があります。
既に完済されている場合、過払金を請求しても、信用情報(いわゆるブラックリスト)に事故情報が載らないので、以後にローンを組みにくくなる、というデメリットはありません。
かつて借りていた先の業者の名前さえ分かれば、過払金の有無の調査が可能です。
最後に返済してから10年経つと、時効により取り戻しが難しくなるので、早期に動くことが必要です。
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